LICQ 日本語化!
(2000/1/10)
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何?
    LICQ を日本語化してみました! Unix系OSで動くICQクライアントはいろいろある けど、どれもWindows用のと比べると、あまりにいけていないな、と思っていまし た。しかし、あるとき、LICQに出会いました。これは他のUNIXで動くのと比べて まず見ためがいいし、しかも機能も豊富です! ということで、これを絶対に使おうと 思いました。

    しかし、なんと、日本語に関して、LICQは問題がありました。日本語入力は できるものの、メッセージを受け取った人にはそのメッセージが文字化けして 見えません。また他の人からメッセージをうけとっても、そのメッセージは 「?????????????」という感じになってしまって、見えません。 うおー!!!どうすりゃーいいんだ!!このままLICQを捨て去って しまうのかー??

    そう思った、へっぽこプログラマの私は、なんとかこのLICQで日本語を使える ようにしようと、ひびハックしました。
その前にLICQって何?
    LICQはUnix系OSで動くICQクライアントプログラムです。Unix系ICQクライアント プログラムは他にも、gicq, micq, xicq, 等等あるけれど、僕が調べた限りでは LICQは一番高機能です。さらにwindows版ICQにはない機能(onlineの人にpingとか tracerouteとかできる等)もついています。見ためもskin browserで変えることが できます。見ために関しては、LICQの ホームページにスクリーンショットが少しのっています。私がこのアプリケーション を見付けた時は、とてもとても感動しました!
スクリーンショット ハックの仕方
    メッセージの送受信に関して
    • 出て行くメッセージの日本語コードをEUCからSJISに変える
    • 来たメッセージの日本語コードをSJISからEUCに変える
    インターフェイスに関して
    • 日本語版 po ファイルを作成する
サンプルソースコード
    LICQ-0.85をハックしました。ハック後のソースコードは ここ(2.37MB) にございます。基本的に src/icqd-tcp.cpp と src/icqd-udp.cpp の二つ しか edit していません。ゴミのコメントアウトも混ざっているかも しれません(笑)

    LICQ-1.0.2もハックしました。ハック後のソースコードは ここ(2.98MB) にございます。こちらも上と同様に src/licqd-tcp.cpp と src/icqd-udp.cpp の二つ しか edit していません。

    表示部分を日本語に するための、LICQ-1.0.2の標準 qt-gui プラグインで使用できる言語ファイルも作成 しました。 ja_JP.eucJP.po です。こちらは環境変数 $LANG に設定された値の名前に変更する必要が あります。例えば $LANG=ja_JP.EUC ならこのファイルの名前を ja_JP.EUC.po とする必要があります。
    こちらを使用するには、Licqのソースファイルを展開したディレクトリの 下の
    ~licq-1.0.2/plugins/qt-gui-1.0.2/po
    というディレクトリにファイルをおき、同ディレクトリにて
    make install
    するとインストールされ使用することができます。その際、何らかの理由で msg2qm と mergetr のパスが Makefile 中で正しく設定されていない 場合があります。こちらはこの Makefile を適切に書き換える必要 があります。 msg2qmおよびmergetrはインストールしたqtのディレクトリ の下にあると思います。Makefile中、QT_MSG2QM=のところと QT_MERGETR= のところを正しい値にセットすればOKです。
Licqのインストールの仕方
    Qt2.1.1以降が必要です。こちらをまずはインストールしておいてください。
    Qtはこちらのサイトが本家で配布されているようです。 ★さらに実はQtはできるだけ最新のものがよいです。
    Qt2.1.1以降がインストールされた後はLICQをインストールすることができます。

    Qtのインストール
    # cd /usr/local
    # tar xvfz qt-x11-2.2.4.tar.gz
    # mv qt-2.2.4 qt
    # cd qt
    # setenv QTDIR /usr/local/qt
    # setenv PATH $QTDIR/bin:$PATH
    # setenv MANPATH $QTDIR/doc/man:$MANPATH
    # setenv LD_LIBRARY_PATH $QTDIR/lib
    # ./configure
    # make
    # cd tools/msg2qm
    # make
    # cd ../mergetr
    # make
    

    Qtをインストールした後のLICQのインストールは次の通りです。
    > tar xvfz licq-1.0.2ja.tar.gz
    > cd licq-1.0.2ja
    > ./configure
    > make
    > su
    password:
    # make install
    > cd plugins
    > cd qt-gui-1.0.2
    > ./configure
    > make
    > su
    password:
    # make install
    
    以上で何も問題が起こらなければ無事インストールできます。Vine Linux2.1では上記コマンド で無事にインストールできました。
音源ファイル
    16ビットの wav ファイル
    私の Thinkpad A20m ではデフォルトでついている8ビットのwavファイルが playコマンドで演奏できなかったので16ビット版を作ってみました。メッセージ が到着した時にちゃんと例の音で知らせてくれます :-)
他の人達によるすばらしいツール達 将来の課題
    箇条書で書いて見ました。
    • rpm作成?
    等です。暇を見付け次第、数週間以内にどしどしやてみます。
意見、質問等
    御意見、御感想等ございましたら、 nobu@icnet.ne.jp まで宜しくお願いいたします。ささいなことでもOKです。