何?
しかし、なんと、日本語に関して、LICQは問題がありました。日本語入力は できるものの、メッセージを受け取った人にはそのメッセージが文字化けして 見えません。また他の人からメッセージをうけとっても、そのメッセージは 「?????????????」という感じになってしまって、見えません。 うおー!!!どうすりゃーいいんだ!!このままLICQを捨て去って しまうのかー?? そう思った、へっぽこプログラマの私は、なんとかこのLICQで日本語を使える ようにしようと、ひびハックしました。
インターフェイスを日本語化したスクリーンショットはこちらです。 ほかのUNIXでうごくICQクライアントに比べて、断然見ためがいいでしょう? また見ためをすきんブラウザで変えることもできます。 さらにwindowmanagerとしてwindowmakerを使っていると、どっくにパネルを 登録することができます!すばらしいです!(by windowmaker使いの私)
LICQ-1.0.2もハックしました。ハック後のソースコードは ここ(2.98MB) にございます。こちらも上と同様に src/licqd-tcp.cpp と src/icqd-udp.cpp の二つ しか edit していません。 表示部分を日本語に するための、LICQ-1.0.2の標準 qt-gui プラグインで使用できる言語ファイルも作成 しました。 ja_JP.eucJP.po です。こちらは環境変数 $LANG に設定された値の名前に変更する必要が あります。例えば $LANG=ja_JP.EUC ならこのファイルの名前を ja_JP.EUC.po とする必要があります。 こちらを使用するには、Licqのソースファイルを展開したディレクトリの 下の ~licq-1.0.2/plugins/qt-gui-1.0.2/po というディレクトリにファイルをおき、同ディレクトリにて make install するとインストールされ使用することができます。その際、何らかの理由で msg2qm と mergetr のパスが Makefile 中で正しく設定されていない 場合があります。こちらはこの Makefile を適切に書き換える必要 があります。 msg2qmおよびmergetrはインストールしたqtのディレクトリ の下にあると思います。Makefile中、QT_MSG2QM=のところと QT_MERGETR= のところを正しい値にセットすればOKです。
Qtはこちらのサイトが本家で配布されているようです。 ★さらに実はQtはできるだけ最新のものがよいです。 Qt2.1.1以降がインストールされた後はLICQをインストールすることができます。 Qtのインストール # cd /usr/local # tar xvfz qt-x11-2.2.4.tar.gz # mv qt-2.2.4 qt # cd qt # setenv QTDIR /usr/local/qt # setenv PATH $QTDIR/bin:$PATH # setenv MANPATH $QTDIR/doc/man:$MANPATH # setenv LD_LIBRARY_PATH $QTDIR/lib # ./configure # make # cd tools/msg2qm # make # cd ../mergetr # make Qtをインストールした後のLICQのインストールは次の通りです。 > tar xvfz licq-1.0.2ja.tar.gz > cd licq-1.0.2ja > ./configure > make > su password: # make install > cd plugins > cd qt-gui-1.0.2 > ./configure > make > su password: # make install以上で何も問題が起こらなければ無事インストールできます。Vine Linux2.1では上記コマンド で無事にインストールできました。 音源ファイル
私の Thinkpad A20m ではデフォルトでついている8ビットのwavファイルが playコマンドで演奏できなかったので16ビット版を作ってみました。メッセージ が到着した時にちゃんと例の音で知らせてくれます :-)
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