★ WindowMaker のテーマの作り方 ★
2000年5月24日


なんじゃ?
WindowMakerはご存知の通り、UNIX系OSで動くウィンドーマネージャですね!これはとっても便利ですよね。いろいろ機能はあるとおもいますけど、今日は「テーマ」について見てみましょう!テーマとは、画面の見え方、ということです。WindowMakerを使用している時、背景をマウスで右クリックして、テーマを選ぶところを選んで下さい、デフォルトでいくつかテーマが選べますね!Windowsでいう、デスクトップテーマのことでしょうか。よーするに画面の見え方をいろいろ変えられます。

けど、じつはここにないテーマをどっかからもってきて、それを使うことができちゃいます! http://wm.themes.org/ から、いろんなテーマがダウンロードできちゃいます。ここはめちゃくちゃいっぱいありますね。びっくりです。けど、たとえば「People」のカテゴリのところを調べてみると、日本人は全然全然使われていないですね。日本の人の作ったテーマって、あんましないのかな。ということで、どーやってテーマを作るんだろう?という疑問が湧いてきました。今日はこれについて解説しましょう!

まずはやってみよう
hoge.themed.tar.gz をダウンロードしてください。
次にダウンロードしたら、このファイルをディレクトリ
~/GNUstep/Library/WindowMaker/Themes
に移動しよう!そしたら次に、これを解凍しませう。
tar xvfz hoge.themed.tar.gz
解凍しおわった時点で、あなたのWindowMakerにはすでに新しいテーマがインストールされました(!!!)試しにあたらしくインストールしたテーマに変えてみて下さい。どんなのだろう。見てのお楽しみということで!

自分のテーマを作る!
いまインストールしたテーマは私がつくったものです、作り方はちょー簡単。いまの場合、インストールしたテーマに関する一連のファイルは

~/GNUstep/Library/WindowMaker/Themes/hoge.themed

にあります。ファイルは下の様になっています:

style
テーマの全体のコンフィグレーションが書かれたファイル。文字のいろとかどこにどの画像を使うかのことを記述します。

hoge_back.jpg
ファイル:styleの中で記述された、テーマの背景となる画像。

hoge_icon.tiff
ファイル:styleの中で記述された、アイコンの背景となる画像ファイル。

hoge_menu_back.jpg
ファイル:styleの中で記述された、背景を右クリックしたときに出て来るメニューの背景となる画像ファイル。

hoge_menu_title.jpg
ファイル:styleの中で記述された、背景を右クリックした時に出て来る、メニューの一番上にでてくるタイトル。

hoge_title_act.jpg
ファイル:styleの中で記述された、アプリケーションの窓の上のバー。activeな時。

hoge_title_inact.jpg
ファイル:styleの中で記述された、アプリケーションの窓の上のバー。inactiveな時。

これらのファイルを適宜に変えて好きなテーマをつくっちゃいましょう!


Some tips
背景を右クリックしたときのメニューの日本語がばけばけになる時

コマンドラインで下記を実行しよう!

> wsetfont japanese


アイコンを右はじに登録したいけど、アプリケーションを起動したとき下にアイコンが でてこないぞ!

そのアプリケーションを実行しといて、そのアプリケーションの一番うえのタイトルバーを右クリック。属性を選んで「アドバンストオプション」を選ぶ。アプリアイコン・エミュレートをチェック。保存していちどアプリケーションを×してから再起動。すると、そのアプリケーソンのボタンが下に出てきます。

nobu@icnet.ne.jp